メタンハイドレート、日本海で埋蔵調査

政府は「メタンハイドレート」が海底にどれだけ埋蔵されているか、北海道から島根の沿岸6地域を3年かけて調べる方針です。8日には上越と能登半島の沖合で分布地域と量の探査を始め、2014年度には秋田・山形沖と隠岐周辺で、2015年度には北海道でも調査するとしています。調査は音波を使って行われ、海底の地形を探った結果をもとに、上越沖では2014年度に試掘を始める予定です。

メタンハイドレートは、見た目は氷に似ている事から「燃える氷」とも呼ばれます。特に日本においては、自前で調達できる次世代エネルギーとして期待されており、月には愛知・三重県の沖合で世界で初めて海底メタンハイドレートからのガス産出に成功していました。
日本近海は世界有数のメタンハイドレート埋蔵量を持つとされ、太平洋側はメタンハイドレートが海底深くに層で存在しており、埋蔵量が把握しやすい。一方、日本海側は海底の表面近くに塊で散在するため、総量の把握や採取が難しいとされています。

日本中の原子力発電所が停止、再稼働の目処が立たない状態で、発電用燃料の輸入が増加。おかげで電気代は上がる、貿易収支は赤字に転落すると、日本経済や国民生活に暗い影を落としています。メタンハイドレートが実用化されれば、発電用燃料の輸入を大幅に減らし、今の状況を打破できるでしょう。