朴槿恵前大統領に懲役24年

 韓国のソウル中央地裁で6日午後、収賄罪などに問われていた朴槿恵(パク・クネ)前大統領(66)の判決公判があり、懲役24年及び罰金180億ウォン(約18億円)が言い渡されました。

 テレビで判決公判が生中継されるなど国民の関心は高かったのですが、朴被告は昨年秋から公判をボイコットしており、この日の判決にも出席しませんでした。

 朴槿恵被告は韓国の元大統領・朴正煕(パク・チョンヒ)の長女で、1998年に行われた国会議員の補欠選挙で当選し、政界入り。2012年の大統領選挙ではセヌリ党の大統領候補として、民主統合党候補で現大統領の文在寅(ムン・ジェイン)を破って第18代大統領にして、韓国初の女性大統領となりました。

 しかし、2016年10月末に長年の友人である崔順実(チェ・ソウォン)に機密情報を漏洩するなど、国政への介入問題が発覚。1週間足らずで支持率が5%台にまで下落、自身の進退を国会へ委ねるとの談話を発表せざるを得ない状況に追い込まれました。

 同年12月に弾劾訴追案が国会で可決、翌年3月には憲法裁判所で罷免が決定。韓国で弾劾制度が導入された1987年以来、初めて弾劾された大統領となりました。

 そして、18件の罪で刑事訴追され、検察は懲役30年と罰金1185億ウォンを求刑していたものです。

 崔順実被告には2月に懲役20年と罰金180億ウォンの判決が下り、控訴しています。朴被告も控訴するとみられます。